4月の入学シーズンから約1か月半が過ぎてお子さんは新生活のリズムにも慣れて来た頃ですが、ひと息ついた時に疲れがドッと出てしまうのでしょう、この時期は体調を崩されるお子さんが多くなります。
風邪の症状もないのに急に熱が高く出て親御さんがあたふたしてしまった、というお声も聞こえてきます。
はやく病院に連れて行かなくちゃ!という事に気が行ってしまいがちですが、お母さん・お父さん、ちょっと待ってください、よぉ~~~~~~くお子さんの様子を見て下さい。
気温の上がり下がりに合わせた洋服の調整は出来ていますか?
顔を真っ赤にして遊んでいませんか?
水分補給はしっかりできていますか?
寒い冬が去り、ゴールデンウィークも終わって、1番よく活動している日中は大人が思っている以上に暑くなってきています。
お子さんは身長が低い分地面からの照り返しが強く、あっという間に熱が身体にこもってしまいます。
気付いた時にはぐったりして呼びかけにも反応が無い・・・なんて言う事にならないよう、普段の何気ない1シーンから大人がしっかり見守って行く事が大切です。
帰宅してからの宿題の圧、お片付けや明日の用意をしなくてはいけない圧もあり、想像以上にお子さんにはプレッシャーが多くなっています。
そこに追い打ちをかける様に脱水症状が出てしまっては非常に危険です。
しかし、お子さんに「飲みなさい」と声を掛けてもなかなか思うように飲んでくれない、という経験はございませんか?
そんな時は「お母さんも喉が渇いたから飲もうかなぁ~」とお子さんにお付き合いと思って一緒に水分補給をしてみてください。
そして笑顔で♪かんぱ~い♪とお子さんのコップとお母さんのコップとで乾杯してみましょう。
お子さんは喜んで一緒に飲んでくれると思います。
美味しいジュースを用意したり、お金をかける必要はないのです。
いつも忙しそうにしているお母さんやお父さんの背中をお子さんはよく見ています。
忙しいとついついお子さんの顔を見ずに「〇〇しなさい」「△△は終わったの?」と言葉だけを投げかけてしまっていませんか?
その手をちょっとだけお子さんのために止めて、同じ目線になるよう、お顔を低くしてみて下さい。
子供の世界を「あれ、そうか、こんな風に見えていたっけ・・・」と思い出しながらお子さんと一緒に水分補給タイム、いかがですか???
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