世間では卒業シーズン真っただ中、子どもたちも目の前の春休みが待ち遠しくてワクワクしているところではないでしょうか?
ぽんて玉造でも、春から1年生になるお友達などは「〇〇のランドセルは〇〇色だよ♪」と教えてくれたり、「もうすぐ〇〇小学校行くねんっ♬」と教えてくれたり、弾んだ気持ちを言葉に乗せて伝えてくれています。
当然ながら他の子どもたちも新学期からはみんな学年が一つ上がる訳で、どこかしら「ちょっとお兄さん・お姉さん」になる心構えというか心の準備というか、子どもなりにいろいろ考えているのを窺い知る機会に出会います。
そんな中で、たまに聞こえてくるのが「〇年生になったら●●しなアカンねん」と言う言葉です。
新たに始まる学校でのクラブや委員会、学年が上がる事で何かしら追加されたルール、親御さんとのお約束などなど、「そうなんだ~ フムフム」と聞かせていただいておりますが、ごくごくたまに「え?なんで?」と、思わず聞き返してしまうような事も混じっています。
小声で言うと 殆どが親御さんとのお約束だったりするのですが ,「ありゃ、それは大変だね💦頑張らないとね」ってな事も有るわけです。
お子さんにとっては一段高くなったハードルを今から飛び越えようとする新学期、何もしなくてもこれまで以上に頑張らないといけない事がたくさんあるこの時期、クラス替えや教室替えなどあれやこれやでウキウキした気持ちに紛れてしまったドキドキが、後からひっそりと忍び寄り、「何が何やらワケわからーんッ‼」と不安にさせる事もあるのです。
つまり、何を申し上げたいかといいますと、
「もう〇年生だから」と過度な期待を押し付けず、お母さんお父さんが子どもだった頃よりいろんな意味で難しい毎日を頑張る子どもたちに、4月はいつも以上の笑顔を向けてあげてください。
新しい環境に慣れずに疲れている時など、ハグをしたり背中をさすったりと、スキンシップで心をあったかくしてあげてください。
「つ」のつくうちは膝の上。
お子さんがまだ低学年なら、お母さん(お父さん)からの「大丈夫だよ」の気持ちが伝わるよう膝の上に乗せながら、お子さんの話を聞いたりしつつ、甘えさせてあげてください。
守られているとの実感や安心できる場所さえあれば、お子さんはまたそこから頑張ってくれます。
親御さんの笑顔は、何より子どもたちの励みになります。
親御さんの笑顔が、子どもたちを笑顔にします。
明日もぽんてはお子さんの笑顔で溢れますように。
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